のぼり旗の生地でテトロンポンジが9割のシェアを占める理由は?

のぼり旗の生地にはテトロンポンジの他にもトロピカルなど数種類がありますが、高価な上に使い方も限られています。

なぜテトロンポンジなのか説明します。

▽安価で効果が高くて扱いも簡単というマルチ生地。

のぼり旗の生地でテトロンポンジが9割ものシェアを占める理由は、第1に経済的な生地だからです。

そして第2の理由にあげられるのが、機能的にすぐれているからです。

軽く薄い生地なので扱いが簡便で、女性でも容易に収納したり店頭にセッティングしたりができます。

耐用期間は3カ月と短いようですが、シーズンごとに作り替えることを前提にしたのぼりには、長期であるための耐久性は求められていません。

▽薄いからこそ裏抜け効果が期待できるのぼり。

機能性についてもう少しお話ししましょう。

のぼりは「裏抜け」といって、のぼりの裏面からでもセールタイトルやキャッチフレーズが透けて見えるようになっています。

薄くて風によくなびく旗が、風で裏返ったときにでも、行き交う客の目に無駄なくアピールできるようにという意味からです。

▽のぼりの寿命は3カ月。

春夏秋冬、シーズンにあわせて作り替えても、1本当たりの単価は非常に安いのです。

仮にのぼりの生地をもっと上等で耐久性のあるものとしてみましょう。

そうなれば生地を厚くしたり高性能な最新素材にしたりで、単価は5倍・10倍にも跳ね上がります。

そのうえ生地が厚くなってしまう可能性もあり、のぼりとしての効果は半減。

高価で四季ごとの作り替え需要が減れば、単価はさらにアップしてしまいます。